海外旅行で安全に一眼レフカメラを使う方法

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こんにちは、山田です。僕はテレビを見ていて海外の風景が映る時に写真撮りに行きたいな~と思ったりします。カメラを始めると絶対に海外で写真を撮りたいと思うはず。しかし日本と同じ感覚でカメラを使うと危険な事もあります。僕は、ヨーロッパに仕事で行くことがありましたが、日本とは違い海外はカメラを狙われてしまう対象にもなります。なので今回は安心に海外旅行を楽しみ一眼レフを安全に持って行く方法をお話します。

 

まずは行く国の治安を調べる

これはカメラに関わらず旅行に行く時に共通する事ですが、行く国の治安を調べる事が大切です。しかも国のどの地域に行くかにより危険度が変わってきます。例えばヨーロッパだと強引に荷物を盗られる事は少ないのですが、その分スリが沢山いたりします。なので行く前にその国の治安のチェックを忘れずに。
外務省のホームページから調べる事ができます。

 

カメラの荷物は最小限にする

せっかくの旅行だからと言い沢山のカメラ荷物を持って行くのはやめましょう。基本的にできるだけ身軽の方が良いので、使わないものは置いていきましょう。ここではカメラに関して個人的に持って行って良かったものをあなたにお伝えします。

1.予備バッテリー
長時間に外にいる事が多いと思うので、バッテリー1個だと切れたときにせっかくの風景が撮れなかったりします。なのでバッテリーは2個以上は準備しましょう。2個以上あると常に安心に撮影できます。2個どちらとも充電されているかどうか確認を忘れないでください。

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2.クリーングッズ
地域によっては砂埃や塵などキレイではない場所も沢山あるので、お手入れ用品も忘れずに持って下さい。できれば毎日掃除をする事をオススメします。ブロアー、クロス、レンズペンこの3つが最低限あれば対応できると思います。

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3.SDカード
SDカードも1枚だけだと容量が無くなった時にがっかりするので、3枚以上は持って行くことをオススメします。jpgだけではなくRAWで保存すると一気に容量が無くなるので、できるだけ枚数はあった方が良いですよ。2枚以上になると携帯に不便なのでケースで持ち歩くといいでしょう。

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4.いらなかったもの
・三脚
個人的にいらなかったものは三脚でした。持ち運ぶ時にかさばるし、一番嫌なのが外から丸見えだったしカメラ持ってます、とアピールしているも同然なので狙われる危険もあります。国によっては三脚にカメラをセットした直後に盗まれてしまう事もあります。特に海外での撮影に慣れてないなら、外から見えるアイテムは持ち歩かないようにしましょう。
・外付けフラッシュ
個人的に暗い所ではISO感度を上げて撮れば問題ないので外付けフラッシュはただの荷物になりました。しかも美術館などの観光地スポットの場所ではフラッシュ禁止の所もあるので、持たなくてもいいアイテムになります。

 

海外で一番気をつける事

1.撮影以外でカメラを出さない
日本だとカメラを首にぶら下げて歩いていますが、基本的に海外では撮影しない時以外はバッグから出さない事です。出したままだとスリに狙われやすくなりますので注意が必要です。国によりますが電車やバスなどもカメラは出さない方が安全です。個人的な経験だと、地下鉄やバスなどは一番スリの被害にあいやすいのでカメラはしっかりカバンの中にしまってください。

イタリアの地下鉄。少し暗い雰囲気がします。実際はここでのスリも多いとの事です。

2.カバンの選定
海外ではリュックでの移動は避けましょう。特に重いカメラはリュックの方が良いと思いがちですが、背中から荷物を開けられ盗まれてしまう事も多いので出来ればショルダーバッグがおススメです。荷物は常に前に持っていられるので気持ち的にも安心ですよね。どうしてもリュックが良いのでしたら、背中側しか開かないリュックもありますので検討してもいいかもしれません。

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3.置きっぱなしにしない

スタバで席を確保する時、荷物を置いて注文しますよね。日本では当たり前の光景でも海外では絶対に行わないでください。もちろんカメラも置きっぱなしにすると5秒でなくなる場合が多いです。しかもまず撮られたものは返ってきません。カメラに関わらず荷物は肌身離さず持ち歩いてください。

 

それでも気になる人は

海外は盗難が一番被害が多いので、荷物の管理が重要になっていきます。でも先程のポイントを守れば比較的安心に使えると思います。もしあなたがそれでも不安であれば、1つ裏技があります。それは意図的にカメラをボロく見せるという事です。なんだそれ?と思うでしょうが、高価に見えれば見えるほど狙われる事も多くなりやすいので注意も必要になります。でもボロく見せる事で価値が無いと思わせる事も可能になります。カモフラージュ作戦です!かといって大事なカメラにキズをつけろと言いません。実はボロく見せるにはマスキングテープを使うのです。

一眼レフもマスキングテープを使えば…


大分雰囲気が変わりましたよね。カモフラージュ作戦の完成です。マスキングテープを貼るだけで見た目が随分と変わりました。これなら狙われる確率が少なくなると思います。
今回使用したマスキングテープは後が付かない優れものなのでおススメの商品になります。

 

まとめ

国によって違いはあるものの、ポイントを守れば楽しんで撮影ができます。なので神経質になりすぎないでください。海外で撮影をするのはホントに楽しいので、是非愛用のカメラで海外旅行を楽しんで下さい。

ハワイ・カハラホテルのビーチで撮影しました。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。