曇りを活かして一眼レフでも簡単に撮影するコツ「初心者向け」

Pocket

あなたが写真を撮る時曇りが多いですか?それとも晴れが多いですか?
分かっていると思いますが、晴れているか曇っているかで写真の写り方が違います。できれば晴れてほしいと願う所ですよね。僕も晴れている方がテンションも上がりますし、いい写真が撮れるような気がしますがこればっかりはしょうがないですよね。
しかし曇りでもいい写真は撮り方さえ知っていれば沢山撮れます。そして、天候に左右されることも少なくなりますね。今回は、曇りでもいい写真が撮れるようなお話をしていきます。

 

天候の違いによって変わる写真

そもそも天候の違いによって写真にどんな違いが出るのでしょう。晴れと曇りの違いは写真に関わらず太陽です。写真の場合は本当に天候によって左右されがちです。太陽が出ている晴天では、光が指し影ができて立体的な写真が撮れますが曇りでは光が指さないので影ができる事はありません。ですから曇りと晴れの写真は大きな差が生まれてくるのです。でも曇りには曇りの良さがあり、けっして太陽だけが優れているわけではありません。

 

曇りで設定する事

ISO感度の設定
曇りは太陽がないので設定とか気にしなくてもいいんじゃないかと思いがちですが、実は曇りに適した設定があります。
まずはISO感度の設定です。曇りは空が暗くなりやすいのでISO感度をオート設定にしているとカメラは明るく撮ろうと判断してISO感度を高めに設定してくれます。しかし。ISO感度を高めに設定するとノイズが入りやすくなり写真が荒く見えたりします。特にトリミングしたり、大きいサイズで印刷した場合に荒さが際立つ事があります。曇りの程度で違いはありますが個人的にはISO感度の設定は800~1600位がちょうどいいと思います。あなたがいままでオートで撮っていたならISO感度を見直してみましょう。

露出の違い
ISO感度の設定ができたら今度は露出の設定をしましょう。露出の違いによって写真の見え方は大分違いがあります。曇りもこの露出の設定が重要になります。ではどんな差が出てくるのでしょう。


まずは露出はそのままで撮影しました。曇りの雰囲気がでてますね。


露出+1です。曇りでもかなり明るくなりました。


最後に露出-1です。どんよりとした暗い雰囲気になりました。
曇りでは露出を変えるだけでいろんな表現ができます。同じ構図で露出を0、+1、-1で3枚とってみるといいですよ。

 

ホワイトバランス補正
ホワイトバランス補正(以下WB)も設定する事で曇りのイメージが変わり楽しくなります。少し分かりずらい人は後ろの小さな花を見比べてみると良いですよ。


オートの設定です。


太陽光です。少し青みが少なくなり赤みが増しました。


白色蛍光灯です。青みが増し、紫陽花が強調されました。

このようにWBが変わるだけで写真の色味が変わり、表現のバリエーションが増えますよね。曇りだからこそ自分好みの設定で楽しんでもいいと思います。自分の感性に自信をもって撮影して下さい。

 

曇りを楽しむ

曇りは自分好みに設定できるので楽しく撮影できます。別にRAWで撮らなくてもjpgで設定を変えて何枚も撮ってその中から一番のベストショットを選んでも良いのです。しかし全体のテーマを持って撮影した方が良いと思います。


テーマは「初夏の鎌倉」です。曇り空に鎌倉の紫陽花が初夏の訪れを知らせるという感じです。
僕もまだまだですが曇りだけに関係なく、あなたも何か写真にテーマを持って撮影していかがでしょう?きっと写真が好きになるはずです。

 

ポートレートは曇りがベスト

今までは風景の撮り方の説明でしたが、実はポートレートに関しては曇りがベストなのです。例えば、サンサンときらめく太陽の中、家族や友人を撮ろうとした時、影ができやすくなります。この影が厄介者でハッキリとコントラストができてしまうので、晴天のポートレートは難しいのです。でもくもりは太陽のように一定方向から強い光の影響を受ける事がないので撮りやすい状況が作れます。影ができやすくなるという事はメリハリの写真が撮れますが、影ができにくい曇りの方が光のバランスも良い為、やわらかい写真を撮る事ができます。


この写真は晴天で撮影しましたが、光が体に当たり顔が暗くなってしまいました。これだとせっかくの表情も台無しですし加工するのも一苦労になります。特に子供の表情って一瞬なのでベストショットなのに暗かったりすると凹みますよね…


曇りで撮影すると余計な影ができにくくなりますし、やわらかい光の写真になりましたね。例えば、曇りもいろいろとありますから、露出を変えて明るくしたり露出そのままでもいいでしょう。加えて曇りは露出を変えても失敗は少ないので色んな設定で楽しむ事ができます。ですから曇りを狙って撮影するのもアリですよ。

まとめ

1.天候によって写真の雰囲気が大きく変わる
2.ISO感度、露出、ホワイトバランス補正を自分好みに設定する。
3.曇り写真のテーマを持つ
4.ポートレートは曇りがいい

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。