週末ワンオペ育児から始める方法?「パパ向け」

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こんにちは、山田です。
日本の家庭の環境は主に男性が仕事、女性は家事育児というのが一般的でしたが、今はその流れも大きく変わりつつあります。今は子育てを女性だけではなく男性もする家庭も増えています。でもまだまだ女性の方が家事育児をする割合が圧倒的に多いのが現状です。女性が社会進出をしている今だからこそ女性が一人で家事育児を行う事に関して不満の象徴”ワンオペ育児”というワードも生まれました。でも男性が遅くまで仕事をして、女性が育児家事を行う家庭がまだまだ多く、女性側の方がストレスが溜まっている事実があります。男性によってはその現状が分かっていない人もいれば、分かっていながらも物理的な時間や場所等で関われない人も沢山います。分かっていない人はその現実を理解する必要がありますが、理解したその後どうすればいいのでしょう?仕事がある平日に関わるのが難しいならいっその事土日の休日に家事育児を担当してみるのもいいと思います。

 

ワンオペって大変

僕の家庭では二人目を妊娠し妻のつわりがひどくて安定期に入る間、仕事を早めに終わって家事育児をほぼ一人で行いました。元々料理や掃除は嫌いな方ではなかったのですが、やってみると結構大変で目が回る忙しさでした。最初の何日かは勢いで乗り切っていましたが、一週間も経っても全く慣れる事はありませんでした。朝はご飯の準備から始まりお弁当、保育園の準備、子供の着替え、ご飯を食べさせ子供を保育園に連れていくという行程が待っています。すんなり保育園にいけばいいけどぐずったらもう大変( ;∀;)
そして会社に向かう電車でふと「あ、髪をセットしてない」「ひげ剃るの忘れた」と思い出します…そう自分の事が全くできていない!!前に家事育児におわれて化粧する暇なんかないって言ってた女性の気持ちが”スゲーわかる”と心の底から思いました。夜は撮るご飯の準備、お風呂、子供の歯を磨いて寝かしつけという怒涛の忙しさ。しかも子供の寝かしつけと一緒に寝てしまいます。今は安定期に入り分担できていますが、その頃の自分は全く余裕がなく表情も辛そうでイライラしやすくなっていたように感じます。自分で子供が欲しいと臨んだ事ですが、正直一人ではキツイと思いました。もし周りにどちらかの両親が近くにいれば良いかもしれませんが、そうではない家庭も沢山あるのが現状です。

 

できる事からが大切

パートナーの本音は平日から家事育児に参加してほしいと思っているはずです。でもまずは家事育児の大変さを知る事から始める事が大切かなと思います。時間の制限でなかなか家事育児に関われないのなら、休日にパートナーを少しでも楽をさせてあげる必要があると思います。一言で言えば、家事育児をしている「パートナーにも定休日を設ける」という事です。いきなり慣れない家事育児を全てするのではなく少しでもいいので、できることから行っていきましょう。まずはパートナーに半休を取得させる形から始めましょう。午前中、あなたが家事育児をする代わりにパートナーに半休を取得してもらいますが、半休を迎える前にあらかじめ打ち合わせ(引継ぎ事項)が必要になります。洗濯機を回しておく、水回りの掃除を行う、子供を病院に連れていく等、色々あっという間に時間は過ぎていきます。パートナーの要望を聞いて少しの無理は承知の上でまずは、”午前中ワンオペ育児”から始めましょう。パートナーに半休を取得してもらう事の一番大切なポイントは、お互いの気持ちが分かれば夫婦の関係も良好に築けていけるのではと思います。

 

手伝うではなく参加する

ワンオペで家事育児をしているとつい思いがちなのが「自分ばかりやっている」という感覚。そう思われても仕方のない事です…事実ですから。でもできる事から家事育児をやっていく事でパートナーの負担は減り家庭は円満になるきっかけになりますが、もうひとつ勘違いしてはいけないことがあります。それは、
「手伝うではなく参加する」
という事です。手伝うという事は自分が主役として動くのではなく、あくまでサポートする事ですよね。手伝いの認識でやると”○○してやってる”と勘違いしやすくなることです。例えば、洗い物してやってる、掃除をしてやってる、ゴミを捨てにいってやってるetc…これらは全て自主的ではなく受動的は考え方です。
そうではなく、「参加する」という考え方にチェンジする必要があります。僕も疲れてしまうとつい「してやってる」思考になってしまう事があり、自分のイライラで気が付き反省しています。参加するという自主的な考え方は気持ちが楽になる方法に繋がりますし、家事育児は少しくらいテキトーにやっても大丈夫です。しっかりやろうとする前にパートナーと相談してテキトーにやる時は思いっきりテキトーにやりましょう。

 

最後に

家庭によって家事育児の参加の仕方は様々あるけど、パートナーに相談する時に大事なのが「不満をきっちり聞いてあげる事」ではないかと思います。パートナーの不満を共有するだけで、信頼関係がグッと縮まります。聞き手に一番大切なポイントは、”途中で口をはさまず最後まで聞く事”それができるだけでこの週末からワンオペ育児は半分が成功です。話すきっかけは、少しでも家事育児に参加したいから不満を聞かせて欲しいとストレートに聞いてみて下さい。それにお茶やお菓子があれば十分ですよ。最初のきっかけが大変だと思いますが、是非勇気を出して話してみて下さい。最後にこの事を伝えたのは、それだけ大事な事だからです。
あなたの家庭がより円満になる事を祈ってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。