フルサイズとAPS-Cの違いを分かりやすく教えます!「初心者向け」

Pocket

皆さんはカメラを購入した時、どんなポイントを重視して選びましたか?見た目のデザイン・メーカー・レンズの種類etc…
カメラの特徴を二つに分けるとA-PSCサイズとフルサイズに分けられます。
そもそもAPS-Cって何?フルサイズって何者?って思いますよね?
皆さんのカメラはいろんな機能が付いていますが大きく分けると、フルサイズ・APS-Cがあります。
詳しく言うとAPS-Hというものもありますが、今回はこの二つにフォーカスしていきます。
少し難しく感じると思いますが、この性能を知っておくとレンズの事等、撮影に役立ちますので楽しみにして下さい。

今回はこのAPS-C・フルサイズについてお話していきます。

 

異なるセンサーサイズ

カメラにはAPS-C・フルサイズを理解するうえでセンサーが重要になります。
デジタル一眼レフでは、「センサー」サイズが機種によって違います。
そしてこのセンサーがカメラの生命線になります。この生命線のセンサーが壊れるとカメラの修理が不可能になります。

そもそもセンサーってどこの事をいうのか?
カメラのレンズを外すと本体にあるミラーのような部分です。

この黄色い枠の部分です。
センサーは絶対触ってはいけません。傷ついたり汚れると場合によっては修理不可能となり、ボディを購入しなければならないので要注意‼‼
このセンサーサイズにより撮れる写真のサイズに違いが出るという事になります。
センサーサイズはフルサイズが一番大きく、その次にAPS-Cになります。つまり…
フルサイズ>APSC
という事ですね。ミラーレス一眼は全てAPS-Cになります。

 

撮影した画角の違い

写真の写る範囲を画角といいます。各センサーを搭載したカメラに50mmのレンズを付けて撮影したときの画角の違いはこうなります。

オレンジの枠がフルサイズ・35㎜フィルムカメラで写せる範囲
青の枠がAPS-Cで写せる範囲

センサーサイズが小さくなると画角が狭くなり、「望遠」寄りになります。
同じレンズでも画角に違いが出ますが、このくらい望遠よりになります。このセンサーサイズの違いで被写界深度に違いはありません。
フルサイズ…等倍
APS-C…1.6倍
レンズに表記されている~mmはフルサイズ表記になっているので、センサーサイズごとの倍数を掛ける事で画角を知れます。

 

センサーを掃除するには?

絶対に触ってはいけないセンサーですが、もしゴミや埃が入ってしまったらどうすればよいでしょうか?
通常、センサーはレンズやボディキャップを装着しているためゴミや埃が入ることはありません。
しかし、レンズを変える瞬間等に埃が入る事があります。もし埃が入ったら絶対にセンサーを触ってはいけません。
触ることにより指紋が付き爪により傷が付く恐れがあるからです。
ではどうすればいいのか?
そんな時役に立つのがブロアーです。ブロアーはセンサーのように触れない場所では空気を吹きかけて埃を飛ばす器具になります。カメラが売っている量販店などでも500円位で購入する事ができるので必須アイテムと言えるでしょう。
あと、センサーの他にレンズもなるべく触らない方がいいので、レンズのお手入れもブロアーが約に立ちますよ。

 

要は何が違うのか?

一応理論は簡単に説明しましたが、なかなか理解して使うのは難しいと思いますが、画角の違いを理解する事は大切です。
APS-Cは画角が狭い分、望遠できるのでズームできるスポーツ系に向いてます。
フルサイズは画角が広い分、広角で撮りたい風景などに向いています。
レンズとの相性により変化しますので、実際撮ってみて確認してみるといいと思います。フルサイズは高価な機種に搭載されているので、初心者は最初APS-Cで必要ならフルサイズに変更してもいいですね。

 

まとめ

1.APS-C・フルサイズはセンサーサイズの大きさの違い
2.フルサイズの方がセンサーサイズが大きい
3.APS-Cは望遠に向いている
4.センサーは絶対に触らない
5.センサーの掃除はブロアーを使う
6.初心者はAPS-Cがおススメ

どうでしたか?
プロも必要に撮影するシーンに応じてフルサイズ・APS-Cを使い分けています。どちらも優れていますのでバンバン撮影して下さい!!!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。