どんな一眼レフにも付いているモードの一つマニュアルモード。最近はスマホにもその機能が一部付いていますね。
今までAVモード・SVモードなど説明していきましたが、今回はマニュアルモード(以下Mモード)についてお話していきます。
AVモード…絞り優先
SVモード…シャッタースピード優先
これら2つのモードに慣れてきたらいよいよMモードでの撮影に挑戦してみましょう。
Mモードで撮影できると撮りたい表現の写真のレベルがグッと上がりますよ。しかもプロご用達のモードになるので上級者に一歩近づく事ができるかもしれません。少し復習も交えながらお伝えしていきます。
マニュアルモードとは
マニュアルモード(以下Mモード)は、AVモード(絞り優先)・SVモード(シャッタースピード優先)この2つを同時に設定する事ができる機能です。うわ~難しそうって感じる人がいると思いますが、AV・SVモードを使っていれば難しくはありません。(多少の慣れは必要ですが)
ではマニュアルモードを使いこなせるとどんなメリットがあるのか?
使いこなせると、あなたが表現したい色や光、ボケやブレを絵を描くように自在に表現できる様になります。
例えば、あなたが見た素晴らしい風景を見たまま写真に残す事が出来たりします。特に自分の感性の赴くままに表現したいあなたには絶対に極めてほしい機能になります。
設定方法ですが一眼レフのダイヤルをMにします。
次に画面の左上がMになり、シャッタースピードと露出が自由に設定できるようになります。
これであなたが最適だと思うシャッタースピードと露出にする事ができます。
こんな時こそマニュアルモード
AV・SVモードで撮影していると背景がボケているのに被写体がブレていたり、シャッタースピードがバッチリなのに背景がボケてないとか色々な不満が出てきます。その不満はAV・SVモードでは解決できません。こんな時こそマニュアルモードの出番です。
例えば暗い室内で動く被写体を撮影すると、Pモードでは明るさは適正露出になりますが、被写体はブレやすく背景はボケにくくなります。露出を適正にし、被写体のブレを防ぎ、ボケやすくするにはMモードで希望の絞りとシャッタースピードを設定すると良いでしょう。明るくするときはISO感度を上げて撮りましょう。
マニュアルモードで撮影する上で一番大切なのが自信をもって撮影する事です。自由に設定できるのであなたが単純にいいと思う写真を表現してください。写真は自分で楽しむのもアリですが、せっかくなら誰かとシェアしたいと思いませんか?例えばあなたの周りにカメラに詳しい人がいなくても見せるだけで写真の楽しみが広がると思います。
あなたが撮りたい露出でいい
写真を撮っていると露出は常に考えるようになりますよね。見たままの明るさを写真で表現するのが適正露出です。その中でも自分がこれだ!と思う露出と、カメラがこれだ!と思う露出は違いがあったりします。カメラは全体的なバランスを保とうとするので、被写体が暗いと写真全体が暗くならないようにと過剰に明るくしたり、逆に被写体が明るいと写真全体が明るくならないように暗くしたりします。例えば黒を基調にシックに撮りたい場面でも暗くしすぎないように明るく設定してしまうです。別の例えだと、結婚式で花嫁さんの白いウェディングドレスと背景を明るく撮りたいのに暗く写してしまうということです。
せっかくカメラで撮影するので見たままの明るさで表現するのではなく、是非あなたが良いと思う露出に挑戦してみて下さい。あなたにか撮れない1枚があるはずです。
まとめ
1.各モードを使い慣れたらMモードを使う
2.とにかく自分の表現した写真に自信を持つ
AVモードの詳しい説明コチラ
https://h-tournesol.com/photo-f/
SVモードの詳しい説明はコチラ
https://h-tournesol.com/photo-tv/
露出の詳しい説明はコチラ
https://h-tournesol.com/photo-exposure/
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