季節よっていろんな顔を見せてくれる花。
身近にあって撮影しやすい被写体ではないでしょうか。
皆さん花に対してどんなイメージがありますか?
癒し・優しい・ふんわり・力強い・花言葉etc…
花よっていろんなイメージがありますよね。
感じたままのイメージを写真を撮りたいですよね。
そしてふんわりかわいい写真が撮れた時は、めっちゃ嬉しいしインスタに投稿したくなりますよね(^^♪
今回はふんわり・優しい写真をテーマにお話ししていきます。
一眼だけではなく、スマホでも簡単に撮れる方法ばかりなのでぜひ実践してください。
ふんわりなイメージ⁉
まずはこの写真をご覧ください。
花の持つ柔らかい印象がイメージできると思います。
この写真は光と露出とボケを使い撮りました。
まずは光です。
ポイントは逆行・半逆行を使うという事です。
太陽などの光が被写体の背後にある事を逆行といいます。その逆を順光といいます。
逆光は、太陽の光で人物が被写体が暗くなってしまいます。普段は逆光を避けて撮る事が多いですよね。
あまり好まれない逆行もふんわり写真には持ってこいのシチュエーションになります。
逆行でふんわり撮影するには露出を明るくする事が大事です。
順光よりもコントラストが低いので全体的に優しい印象の写真が撮れます。
イメージすると明るい物に明るい背景を持っていき、コントラストの低い写真を撮る感じです。
なのでまず撮る時は背景選びからスタートさせる必要があります。
露出とふんわりの関係性⁉
露出もかなり重要なポイントになります。
先程伝えたようにふんわり撮るには、逆光が大切でしたね。
逆光でふんわりさせるには露出を明るく設定します。
同じ花でも露出を低くすると、ふんわりイメージではなくシャープな印象になります。
その時のシチュエーションによりますが、徐々に露出を明るくして何枚か撮る必要があります。
露出の詳しい解説はコチラ
ボケの表現はニュアンスで
F値を撮りたい被写体に合わせて、全体をぼかします。
F値は低い方がボケやすくなりますので、撮りたいイメージで撮って下さい。
F値は低いとピントの範囲が狭くなるので注意が必要ですが、このボケの表現は正直あなたの表現で良いと思います。
ボケなくても、ボケてもどちらでもいいのです。
例えば、花と何か(人物)を一緒に撮りたい時はF値は高めに・花一輪を強調したい時は低めに設定してください。
F値の詳しい解説はコチラ
ふんわり写真にはこの光・露出・ボケの3つをカメラで調整する必要があります。
そして、最後にもう一つポイントがあります。それは、背景とのコントラストになります。
背景が暗いと台無しになることも…
せっかくカメラがばっちりでも背景が暗いとふんわり写真にならない…なんてこともあります。背景とのコントラストを気にしながら撮影する必要があります。
上の2枚の共通点は背景のコントラストが明るくする事でふんわりとした印象がある写真になりました。
光が全体的に行き届いていて、優しい印象ですね。ふんわり写真の条件がすべてそろっていますね。
さらにもう1枚
花の背景が黒になり、ふんわりした印象ではないですね。
ふんわりというかシャープさが際立ちました。
光があっても背景が暗いとコンストラクトが強調されてふんわり写真から遠ざかりましたね…
まとめ
1.ふんわりには逆光・半逆行がおススメ
2.露出は明るめににする。
3.F値はシチュエーションで決める
4.背景のコントラストは明るくする
同じ写真もどう撮るかで、まったく違う写真が撮れてしまします。
是非このポイントを活用して自分のイメージした写真を撮ってみて下さい。
では写真楽しんでください。
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