一眼レフカメラ&子供は何故不向きと言われるのか?

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最近よくこんな事を耳にします。

「一眼レフカメラは子育てに不向きだから、やめた方が良いよ…」

こんな事が他のサイトでも言われていますが一眼レフカメラ好きには寂しく感じます。何を撮るのか、が分かれば機材も絞り込めるしそれに伴ったバッグで出掛ければ十分一眼レフカメラでの撮影を楽しめます。しかも小さい子供を連れて夜の撮影に出かける人は少ないと思います。色んな魅力が沢山詰まっていて、いい写真が撮れる一眼レフカメラ。
今回は子育てでも一眼レフカメラを持って行く方法をお話していきます。

何故不向きと言われるのか?

色んなサイトで一眼レフは子育てに不向きと言われるのか?一眼レフカメラ&子育ての記事を書いていて、たまにそんなサイトを目にする事があります。子育てに一眼カメラが不向きの最大の原因は「重さ」ではないでしょうか?
確かに一度の撮影に最低限の荷物を持って行こうとすると、カメラ本体・レンズ・SDカード・三脚・掃除用具etc…これを全部持って行くとすごく大変ですよ。でも使うものを絞れば意外と

シンプルにカメラ本体・レンズだけで十分です。

ついついレンズも2本以上持って行きたくなるし、普段使わない三脚を持って行こうとしたりすると、あっという間に荷物はパンパン!カメラが大部分を占めてしまいます。これでは、子供の荷物なんて入りませんよね…例えば夫婦で出掛ける時自分の荷物は趣味のカメラ機材でいっぱいのリュックでパートナーは子供の荷物でいっぱいのリュック、これではパートナーの反感を買っても仕方ありません(俺だって荷物が重いんだから!なんて言葉は絶対行ってはいけません)。なのでカメラの機材はカメラ・レンズ1本の必要最小限にして少しでも子供の荷物やパートナーの荷物を入れれば反感を買う事は無いと思います。ですからパートナーの事も是非考えて荷物を選んで持ち歩いてください。
一眼レフカメラの荷物に関する記事もあるので是非読んでみて下さい。

 

何を撮影するのか決めよう

僕は最初キャノンkiss x5のWズームレンズキットを買いました。カメラボディ+標準レンズ+望遠レンズが入った贅沢なキットです。買った当初は花を撮っていて標準・望遠レンズを常に持ち歩いていました。しかし望遠レンズは全然使わなったのです(今は花を撮る時ズームレンズは必要だと思います)。持てるレンズは全て持ち歩きたいという気持ちはあるのですが、大切なのは今日は何を撮影しに行くのか?
です。例えば、子供を撮りに行く時、望遠レンズは必要?鳥を撮りに行く時、標準レンズは必要?その場面で何のレンズが必要かどうかが大切になってきます。望遠レンズだけを持っていて標準レンズが欲しい場面が来たら、スマホカメラで撮影してもいいと思います。

要は状況に応じて上手く一眼レフとスマホカメラを使い分けるという事です。

遠くは一眼レフカメラ、近くはスマホと言うように役割を決めると良いですよ。人によってはスマホカメラを使う事に抵抗がありますが(僕もそうでした)、しっかりと使い方が分かればスマホカメラだってきれいな写真は沢山撮れます。基本的な技術は一眼レフカメラもスマホも同じですから。
スマホカメラ撮影方法の記事もあるので是非読んでみて下さい。

 

一眼レフ装備例

撮る物も決まりあとは持ち物の選択をするだけ。ではどのような持ち物を持って行けばいいのか?ここでは僕が経験した子供を撮影する為の最低限の装備品をお伝えしていきます。

1.カメラボディ・標準レンズ・バッテリー2個・SDカード・ブロアー
これは最低限の持ち物で初心者でも安心して持って行けます。子供を望遠で撮影する事は少ないと思いますので標準レンズ(24-105㎜等)があればとりあえず大丈夫。もしもの時の為にバッテリー2個持ちは必須です。

2.カメラボディ・単焦点レンズ・バッテリー2個・SDカード・ブロアー
標準レンズの代わりに単焦点レンズを使います。単焦点レンズはズーム機能はありませんが、その分レンズの枚数が少なくボケ加減が強調できたり、とにかく明るく撮れます。安価で購入しやすく、これから子供を沢山撮っていくあなたには是非持ってもらいたいレンズです。

個人的に無くてもいいのが三脚です。三脚の出番は集合写真で使うだけで、子供メインで撮影するのであれば必要ありません。むしろ荷物になる為、三脚の代わりに子供の荷物を持って行く方が効率的です。ですから最低限の荷物で一眼レフカメラを持って出掛けることができます。

 

まとめ

1.何を撮りたいのか明確にする
2.荷物は最小限にする
3.一眼レフとスマホカメラを使い分ける
4.最低限の荷物で出掛けよう
5.三脚は必要ない

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。