写真にストーリーを感じさせる方法とは?

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こんにちは、山田です。
あなたは写真を撮る時どんな事を大切にして撮っていますか?構図、露出、明るさ、絞りなど様々な物があると思います。
今回はそれに加えてもう一つ写真にストーリー性を持たせるという事をお話していきます。インスタをやっている人ならストーリーが頭に浮かんでくると思いますが、今日お話しするのは1枚の写真にストーリーを持たせるという事です。1枚の写真にストーリーを持たせることができればインスタのいいねも増えますし、家族旅行での思い出も残す事ができます。
今回は写真にストーリーを持たせる方法をお伝えします。

 

ストーリー性とは?

以前、組み写真についてお話ししましたが、その中でもストーリーは大切でした。僕が写真を撮る時は必ず大切にしてるのが、ストーリーです。ストーリーを考える事ができれば構図や明るさの設定に悩むことが少なくなります。それほどストーリーは大事なのです。では写真のストーリーは何なのか?写真にストーリーを持たせるという事は、見た人がその先の光景を想像させられるという意味だと思います。あなたは普段SNSや雑誌でいろんな写真を目にすると思いますが、いいなと惹かれる写真はきっとストーリー性があるはずです。そしておもしろい事にそういう写真は人が集まってくる傾向が強いのです。
組み写真に関する詳しい記事はコチラ

 

ストーリー性のある写真とは?

構図を決める前にまずストーリーを決めなければ良い写真は撮れません。声も動きもない写真からどのようにストーリーを作るのでしょう?ではまずストーリーを感じない写真を見ていきましょう。

とある朝方の風景写真です。人の感じ方はさまざまですが、ここからストーリーを感じる取るには少々難しいですよね。構図もそんなに悪くないのですが、何を伝えたいのかがイマイチ伝わってきません…

ではもう一つ写真を見ていきましょう。

梅園の中の線路を歩く子供です。この写真から「これから線路の上を歩いてどこに行くんだろう」とかいろいろストーリーを感じさせる写真になっていますよね!構図が良くても何故かイマイチに感じる写真はストーリー性を感じない写真が多いと思います。

 

ストーリーを感じる被写体とは?

僕が感じるに風景にストーリーを持たせるのは難しいと感じています。中には1枚の風景写真にもストーリーを感じる写真もありますが、すぐ実践するには少々時間がかかります。インスタは写真にストーリーを感じなくても文章で意味づけできます。では、写真1枚でストーリーを感じるには、どんな事をすればいいのか?それは被写体を選ぶという事。例えば青空や花などあまり動きがない物よりも、動物やなどの動きがある方が”その次”を想像させてくれます。なので1枚の写真にストーリーを持たせたい場合、動きのある被写体を選びましょう。

この写真は自転車競技の写真ですが、選手の目線の先に何を見ているのかを想像させられますよね。この写真のようにストーリー性を持たせるという事は同時に見ている人を引き込むという事ではないかと思います。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、まずは被写体選びと構図がしっかりできていればOKです。jpgではなくRAWで保存して後で編集するので十分だと思います。構図のコツは、動きのある被写体の目線や動く方向を少しスペースを空ければそれだけでストーリーは作れます。是非、試して下さい。

構図に関する詳しい記事はコチラ

 

まとめ

1.ストーリーのある写真は見た人がその先を想像させられる
2.ストーリー+構図が大切
3.被写体は動きのあるものを選ぶ

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。