一眼レフだけでなくスマホでも写真を撮る時って必ず映したい物をカメラに収めますよね。撮ってすぐに確認して「フムフム…良く撮れてるぞ!」って思っても何日後かに見るとアレ?なんかイマイチって感じたことがあるはずです。僕もそういう経験あります。
今回はイマイチな写真を一工夫するだけで、味わい深い写真にしてしまおう!という事をテーマにお話ししていきます。
イマイチな写真の特徴
構図の説明の前にイマイチな写真とはどんなものなのか?簡単に説明していきます。
1.全体を撮りたがる
とにかく目に映るもの全てを収めたい!その気持ちは分かりますが、そんなに欲張ると何を伝えたいのかが分からずイマイチな写真になってしまいます。
2.写真1枚で終了
良い写真は何枚も撮ってから良い1枚を選ぶ事が多いので、同じ場面を構図を変えて何枚も撮る事が大切です。
3.暗い・明るすぎる
せっかくのイベントで写真を撮ったのに暗い・明るすぎる等があると写真全てが台無しです。
4.構図がイマイチ
やはり一番大事なのが構図になります。それでは構図についてお伝えします。
イマイチな写真について知りたいならコチラ
構図とは?
あなたに質問ですが、構図を知っていますか?写真を趣味にしているあなたなら聞いたことあるでしょう。
構図とは絵や写真の全体の構成の事をいいます。別の言い方をすると
構図=バランスとも言えます。
例えば学校の授業で絵を描いたときに一番書きたいものを紙のどの位置に配置するかで悩んだ経験はありませんか?
左にするか、右にするか、中央にするか、上にするか、下にするか。書きたいものをどこに配置するかで絵や写真のバランスが変わります。僕が感じるに構図がしっかり決まっていれば写真はある程度、キレイに撮影できるはずです。言わば構図は写真の生命線とも言えます。
初心者が撮りやすい構図
質問ですがこの写真どう感じますか?
ひまわりっていいですよね!自分が大好きな花です!構図=バランスの視点で見てください。写真の真ん中にひまわりがありますね。この構図を日の丸構図といいます。(日本の国旗に似ていることから)
撮りたい物が分かりやすく見ている人にも何を撮りたいのか伝わる写真ですが、いまいちストーリーが分からない写真だと思いませんか?日の丸構図は、初心者が一番撮りがちな構図ですがもう一つレベルアップした構図で撮りましょう。
こんな構図で撮ってみよう
先ほどと違いひまわりが左に寄っていますね。左に寄せる事により見ている人がより、ひまわりに視線がいきます。よく見るとハチがいます。何かを強調したい時は、あえて被写体をずらすのがポイントです。
次に
ひまわりが右に寄っています。少し中央より配置がずれることにより印象が変わりますよね。太陽に向ってぐんぐん伸びるそんなストーリーを感じさせます。背景のひまわり達もいい味出してますね。このように構図を変えるだけで写真がガラッと変わります。構図で一番大事なのが”あなたが何を伝えたいのか”です。撮影する前に少し考えて撮影してください。
まだ構図の種類は沢山あるので是非色んな構図にチャレンジして下さい。
まとめ
1.イマイチな写真を理解する
2.構図=バランス
3.日の丸構図から脱出する
4.被写体をずらして撮影する
5.何を伝えたいのか捉えてから撮影する
このひまわり畑は、東京都清瀬市で撮影したものです。
皆さん是非行ってみてください!
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