梅雨にかかわらずジメジメした気候が多い日本。
ジメジメ=湿気のイメージですがその湿気、カメラには一番と言っていいほど苦手なものです。
あなたは大切なカメラをどのように保管していますか?
そのまま棚などに置いて保管していませんか?
実はその保管方法ちょっとマズいかもしれません…一眼レフに関わらずカメラ自体はとてもデリケートな精密機械です。保管方法によっては故障の原因になるかもしれません。故障するといろいろと面倒な事になります。
これから家族写真や外でたくさん撮りたいあなたにとって一番へこみます。
今回はカメラの保管方法についてお話します。
カメラの大敵、湿気‼
カメラを普段保管する上で一番の敵になるのが湿気・ほこりです。あと小さい子供がいる家庭では子供の好奇心ですね。
湿気は乾燥する冬場ではあまり気にする事ではありませんが、梅雨や夏季のジメジメした時期は注意が必要です。
カメラの最適な湿度は40~50%と言われています。60%を超えてくると湿気によるカビが発生しやすくなります。
但し、僕の経験上すぐにカビが発生するわけではないと思います。
ですが保管方法が悪いとレンズにカビが発生してしまう事があります。
もしレンズにカビが発生してしまったら…
1.高額な修理費
2.レンズにカビが写り込む
カビによるレンズの修理費は5万からと言われていてかなり高額な費用になります。(その5万でいろいろ買えちゃいます)
ファインダーを通してみると黒っぽいカビが写り込むので撮影には使えなくなります。
日本には四季があり季節によってカメラの体調も考えてあげる必要がありまから、とってもデリケートな物ですよね。
カビ・ほこりから守る保管方法
自動ドライボックス
カメラを保管するにあたって一番良いのがドライボックスと言われる防湿庫になります。カメラや光学用品を湿度から守ってくれる入れ物で、形としてはワインセラー似ていると思います。電気で湿度を管理し、湿度計も付いているので安心してカメラの管理ができます。
大きさはいろいろありますが、価格は安くて2万円~高くて6万円位です。価格が高くなるとカメラを入れられる容量だったり、湿度計がデジタルだったりします。あなたの家における場所や容量で選択するのがベストでしょう。
一番の特徴は、自動で湿度や温度を管理してくれる事。
常に人の手で温度を管理するのは大変ですので、これ一つあれば楽に管理できる事間違いなしです。
但し、きちんと電源が入っているか確認する必要はあるでしょう。
簡易ドライボックス
もっとリーズナブル・お手軽に管理できるのが簡易ドライボックスになります。
服が入りそうなケースですが、密閉度はかなりあり、ケースの中に乾燥材を入れて使用します。専用の乾燥剤を定期的に購入する必要がありますが、僕の経験上、お菓子に入ってる物でもOKでした。価格は1000円~で簡単に手に入れる事ができます。
リーズナブル・お手軽の他に、僕が考えるこのケースの最大の特徴は、持ち運びができるということ。例えば、ケースのまま移動してカメラの手入れをするとか、ケースのまま車で移動してそのまま取り出して撮影したり意外とメリットが沢山あります。比較的密閉度は高いので、埃も入りにくいのも嬉しいところ。まずはこの簡易ボックスでも十分ですね。
僕の感覚ですが、自動と簡易の選ぶポイントとしては高価な物ほど、自動の方がいいと思います。後あなたの住まいの場所は湿気が多ければ、しっかりと管理できる自動の方がおすすめです。
ちなみにドライボックスにしまう際にカメラからレンズは外さなくても大丈夫です。ですが、自動・簡易に関わらずカメラ自体は定期的にメンテナンスの必要はしましょう。
子供の好奇心から守れ!
これはかなり重要なポイントでもあります。カビやほこりを守って、はい終了というわけにはいきません。小さいお子さんがいるあなたには子供の好奇心に気をつける必要があります。一言でいうと、子供の手の届かない場所に保管するということ。当たり前に感じますが、かなり大切です!
例えば、カメラをケースごと落とすとか、なめられるとか考えられます。もしかしたらレンズにカビが発生した修理費より高く付くかもしれません。なのでカメラは子供の手の届かない場所で保管してください。
バッテリーは?
バッテリーの管理ですが、原則として本体から抜いて保管するのがベストです。できればドライボックスに入れて下さい。
今年の猛暑は高温で湿度も高く電池にも負担がかかります。もし本体に入れて保管するのなら、定期的にカメラの電源を入れて下さい。オフにしたままだと過放電でバッテリーの電池が無くなったり、バッテリーの性能が落ちたりしますので注意が必要です。また、バッテリーは正規品を購入しましょう。
類似品や互換バッテリーは確かに使えるものも存在します。ですが、異常高温が起きたり、燃えたりといい事ありません。僕は何より保証がないのが一番怖いので、正規品しか買わないようにしています。
まとめ
1.湿気・ほこり・子供の好奇心がカメラにとって敵である
2.湿度を一定に保ちほこりから守るのはドライボックスを使う
3.手の届かない所に置く
4.バッテリーは定期的に確認する。(正規品を購入する)
コメントを残す