コミュニケーション術を使って子供を撮る方法とは?

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あなたは子供とコミュニケーションを取っていますか?子供とコミュニケーションというと遊びとか食事とか色々な事が出てきますが、写真を撮る時も子供と大事なコミュニケーションを取るツールになります。一眼レフに関わらずスマホでも同様です。良い写真=コミュニケーションと言っても過言ではありません。プロのカメラマンもモデルとのコミュニケーションを大切にしています。ですからあなたも今日から写真を通じてコミュニケーションを取っていけば子供の意外な一面を発見できるかもしれません(*^^*)
しかもこのコミュニケーション術は子供だけでなく大人の人間関係にも役立ちますので、最後まで読んでどんどん活用してください!

 

写真を撮らない


すぐにでもカメラを持って撮りたくなりますが先ずはカメラを置きましょう。最初にする事はどんな写真を撮りたいかを決める事です。すぐに撮ろうとしてもどんな写真を撮りたいかが決まっていないと失敗します。例えば、マラソン選手がゴールが分からないまま走り続けるのと一緒です。まずはゴールを決めましょう。いろんな写真を見てあなた好みな写真を見つけて下さい。但し1枚だとバリエーションが少ないので最低でも10枚は見つける必要があります。ここでの重要なポイントは撮りたい表情がどれなのか?どんなシチュエーションが好みなのかを知る事にあります。自分好みの写真が見つかったらいよいよ撮影の準備をしましょう。ここでは子供の写真がたくさん載っているサイトがありますので参考にしてみて下さい。

 

コミュニケーション


カメラを手に持って良いのですが、まだシャッターを切るには早い段階です。そしてここからが今回のメインでもあるコミュニケーションになります。ぼくも以前美容室のカメラマンとして撮影していた時に経験したことですが緊張しているモデルさんを撮影すると、構図や露出が完璧と思えるのにどうしてもカタい感じのイマイチな写真になってしまう事って沢山ありました。どんなにカメラに対する扱い方や知識が豊富でもポートレートに関してはコミュニケーションが撮れないとイマイチ・残念な写真になってしまうのです。ではどうすればいいのか?今回は子供をモデルとして撮影するので、子供の心をつかむ必要があります。コミュニケーションのリサーチとして最初に

1.子供がどんな事に興味があるのか?

を探りましょう。例えば子供の好きなキャラクターを聞き出すとか、好きな遊びは何か?等できるだけ沢山聞き出しましょう。そして分からない物は子供から教えてもらうのもアリです。そうすれば撮影の時に話題ができて会話しながら撮影できますし、子供が何に興味があってどんな考えを持っているか知る機会になります。特に子供が何に興味を持っているかを知らないパパが多いのが実状だそうなので、子供を知るということを大切にしましょう。次に

2.共感する

という事です。好きな物を知り何に興味があるのかを知ったら後は共感する事です。僕もモデルさんとコミュニケーションを取る時には、必ず共感を大切にしていました。共感する事によって子供との信頼関係がグッと高まります。そしてリラックスモードで自然な表情が出てきやすくなります。もし子供の興味がある物がよく分からず共感できなかったら教えてもらうのもいいでしょう。子供って自ら教えるのが大好きなので楽しんで教えてくれるでしょう。ですから必ず共感するという事を忘れないでください。最後に

3.子供と同じ目線で見る

です。共感していながらもついつい大人目線で物事を捉えてしまいがちですので、子供と同じ目線で見てあげて下さい。とはいっても同じ目線で見るにはどうすればいいんだろうって思いますよね…僕も学校の教員として生徒と同じ目線でになるという事で悩んで築いたことがありますが、生徒と同じ目線で行うという事は同じ事を一緒にやるという意味ではないかと思います。同じ目線で行う事により相手の気持ちが分かり共感できて信頼関係ができるのでこのコミュニケーションは欠かせないものになりますよね。例えば同じ遊びを子供に帰った気持ちで一緒に楽しむのも一つの方法ですので試してみて下さい。

 

カメラを持ちましょう!


ようやくお待ちかねカメラの登場です。この時には撮りたいシチュエーションが決まっていると思いますので、背景やシーンなど目的にあった条件で撮ります。ここまでくれば子供が協力してくれる体制も整っていると思いますので、あなた自身が撮りたい写真を自由に撮って下さい。ここで大事なのは”子供と遊びながら撮影する”事です。撮影に集中するあまり顔が怖い、真面目な表情等になってしまうと子供だけではなく大人にも緊張感を与えてしまうのでカメラマンのあなた自身がリラックスする必要があります。そのためにも子供と遊びながら撮影する事が大切なのです。
次に”時間を決めて撮影”しましょう。遊びながら撮影していてもカメラを持っている事には変わりないので子供は疲れてしまいます。ですから最初は10分でも十分で後から15分、20分の時間を延ばしていきましょう!大切なのは子供が撮影を嫌がってしまわないようにする事です。子供が進んで撮影に参加してくれる状況が一番好ましいので、常に子供の表情を見ながら撮影していきましょう。

 

まとめ

1.どんな写真を撮りたいのか知る
2.3つのコミュニケーション術を行う
3.子供と遊びながら、時間を決めて撮影する

コミュニケーションの図り方は子供の年齢によって違いはありますが、パートナーとのコミュニケーションにも使える方法ですので是非試してみて下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。