写真が綺麗に撮れない時に共通する5つの特徴「初心者向け」

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最近は、SNSなどでも写真を投稿するために写真を撮る事が増えましたね。
こんな経験あると思いますが、Twitter・Facebook・Instagram等で投稿した写真を見ていて、この人の写真イマイチだな…と感じたことはありませんか?思うだけならいいのですが、もし自分がそう思われたらマジでへこみますよね。
ていうか僕なら投稿写真全て削除したいと思います。特にInstagramは写真のみ投稿もありますから尚更です。
この記事を読んでるあなたは恐らくセンスが無いと悩んでいると思います。加工すれば早いかもしれませんが、できれば頼りたくないと感じているはずです。
今回はあえてセンスのない写真の特徴をお話していきます。

 

1.とにかく全体を撮りたがる

写真を撮る時に何を写したいですか?特に風景写真にある事ですが、素晴らしい景色を写したいと思い全体を写真に収めたくなりますよね?
ここで質問ですが、その写真で何を強調したいのでしょう?
全体を撮りたい気持ちも大切だと思います。でもその写真を通じて何かを発信するのであれば、何を伝えたいのかイマイチ伝りません。伝えたい物があれば、全体ではなく一つの物にフォーカスして撮影することが大切です。
もしどうしても全体写真を投稿したいのであれば、全体写真とその写真の中でフォーカスした写真の2枚を撮影するといいですよ。とにかく強調したいものを撮る意識を大切にしましょう。


全体写真は何を強調したいかわからず、普通ですよね。


下にフォーカスしていくとバス通りと街並み強調されました。こちらの方が街並みが伝わりますね。

 

2.写真1枚で終了

いい写真を撮ろうとすると一枚を真剣に撮ろうとしますよね。それはすごく大切な事です。
でも何日か経ってみて見てみると、アレ?この写真イマイチだな…こんな事ありませんか?
実はこの事はプロでもある事です。プロも100枚とって実際選ばれるのはその中で1枚だけです。
1枚写真を撮ってハイ終わり!というより何枚か同じ写真をとって下さい。
同じ写真でもブレていたり、目をつぶっていたり同じ写真でもいろんな失敗は起こっています。
できれば同じアングルだけでなくいろんなアングルで撮ってみてもいいと思います。
写真は沢山撮る事で上手になると僕は思っているので1枚の写真で満足せず沢山撮っていきましょう。
その中でお気に入りの1枚を見つけていきましょう。

 

3.色合いにこだわっていない

今のカメラは色んな機能が搭載されています。一眼だけでなくスマホにも充分に満足できる機能が搭載されています。
ポートレート、マニュアル機能など一眼レフかと思える設定もあります。(僕は一眼も好きなのでスマホに負けてほしくないと思っていますが…)
例えば、ポートレートは人物を美しく見せる設定ですが、人物だけでなく動物に使ってみたりしてもいいと思います。
マニュアルだと露出の設定を変えてみたりできるので、色んな機能を試してみて下さい。
色合いといえばホワイトバランスが一番分かりやすく、楽しめます。
とにかく全てオート機能にお任せしないで、自分で設定してみてください。同じ写真でも違ったように見えるので楽しいですよ。
ホワイトバランスの詳しい解説はコチラ
https://h-tournesol.com/photo-wb/

露出補正の詳しい解説はコチラ
https://h-tournesol.com/photo-exposure/

 

4.構図がイマイチ

先程フォーカスの事について話しましたが、フォーカスする上で大切なポイントがあります。それは構図です。
構図には色んなパターンがあります。その中でもイマイチな構図になりやすいのが、日の丸構図です。
日の丸構図とは、日本の国旗の様に被写体が真ん中に配置される構図の事です。
日の丸構図は決してイマイチな構図になるわけではありませんが、日の丸構図で良い写真を撮ろうとするとテクニックが必要になりますのでここでは簡単にできる構図を説明します。


例えばこの写真は桜が真ん中にありますね。悪いわけではありませんがあまり印象には残りませんよね。

次にこの写真

桜が少し左に寄りました。少しストーリー性を感じられるようになりましたね。あえて隙間を片方にだけ作ってあげると文字を入れやすくなりSNSにも使える写真になりますよ。
同じ被写体でも写り方が変わるので是非いろいろと試して下さい。

 

5.スマホカメラの欠点を理解してない

最近のスマホは驚くほど進化しています。2000万画素以上、ライカのレンズ、ポートレート機能など様々な機能が搭載されています。スマホならではの特徴は
・SNSに簡単に投稿できる
・撮った写真を加工できるアプリがたくさんある
・手軽に撮影できる
・自撮りが撮りやすい
等々沢山あります。ただし、手軽で扱いやすいスマホカメラもデジカメに及ばない欠点があります。
・手ぶれ補正
・高画質
・ズーム機能
これらの機能はレンズとスマホの関係上、搭載するのが難しいのです。(但し、今後そんな機種が出てくるかもしれません)
特にズーム機能と手ブレ補正で悩んでいる人もいると思います。

スマホのズーム機能はデジカメの様にレンズの枚数を増やせず、画面を拡大しているだけなので当然画質も荒くなってしまいます。iPhoneやandroidも同じような悩みを持っている人が多くいます。
対処としては、ズームせず後でトリミング(切り取り)がおススメです。最近のスマホは画素数が多いので画面を拡大するよりもトリミングした方が画質の荒さが目立ちにくくなります。

スマホには手ぶれ補正が搭載されていません。手ぶれ補正のカメラも付いてますが、持ち方等を変えるだけである程度は解消されます。まずは両手で持っても片手で持っても安定する持ち方をしてください。
そこで安心してはいけません。実はシャッターボタンを押す振動で手ブレしている事があります。なのでシャッターボタンは触れるぐらいの力加減で良いのです。
安定させる方法として、指を通すリングや壁に貼り付けるケース等もあるのでチェックしてみて下さい。

まとめ

1. 撮りたい物にしっかりフォーカスする
2. 1枚で終わらず何枚も撮る
3. オートだけでなく色合いを変えてみる
4.構図を考えて撮る
5.スマホのズーム機能はあまり使わずトリミングを活用する
6.シャッターボタンを押す振動に気をつける

どうでしたか?感覚がつかめるでは何枚も撮る必要があると思います。まずは第一歩として試してみて下さい!

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。