こんにちは。子育てをしていると中々写真を撮りに行けないですよね…
僕も今1歳9か月の娘がいるので日中自分の時間があまり無く撮影に行けない事があります。僕もこの前、家族で写真を撮ろうと思い、せっかく機材を持って出かけたのに、ぐずり始めて泣く泣く帰った事がありました。これもいい経験かなと思いましたが…でもせっかく準備までしたのに何にも撮影できないのは悔しいなと感じました。(しょうがない事で子供は悪くなありません…)
家族と出かける時に一眼レフを持って行っても思うように写真を撮れない事ってあると思います。そんな時こそ早朝に出かけて写真を撮りに行きませんか?子育てで自分の時間が無いあなたが少しでも自分の時間を確保するためには朝を有効活用していく事も大切です。
今回は“朝活を”テーマに写真を撮る方法を伝えていきます。
風景写真は朝が良い⁉
朝活と言っても7時から写真を撮りに行っては家族に怒られると思います。ホントにヒンシュクを買います。子育ての朝はまさに戦場です!では何時に撮影に出掛けるのか?
答えは日の出に合わせて撮影に出かけるのがベストです。季節によって日の出の時間に違いはありますが、家族が寝ている時間に短時間で出掛けて撮影する事で育児にいつも通りに参加できます。
実は風景写真を撮るには朝方がいいって知ってましたか?実はその事には太陽の位置が深く関係しています。
このように太陽は日の出から日没まであります。昼間13時くらいの太陽の位置は季節によって様々ですが、ほぼ真上にある事にあります。日の出から日没の太陽の位置はざっくり言うと斜めに位置し、斜めから光が指している事になります。この斜めからの光が大事で被写体を立体的に写し出します。逆に太陽が真上にあると立体感が無くなり、全体的にベタッとした写真になりやすい特徴があります。
太陽の位置でどのように変わるのか?
では太陽の位置でどのように変わるのか、実際に見ていきましょう。
朝8時頃に撮影した桜の写真です。
影を見ても分かるように立体感が出ているのが分かると思います。このように斜めに光が指す事により風景写真がよりイイ写真になります。
お次は13時ごろに撮った写真です。
雰囲気は悪くないのに何故かパッとしない写真になりました。やはり立体感がないとベタッとした写真に感じます。
個人的に朝の写真の方が爽やかさが伝わってくるような感じがします。
昼間に風景写真を撮る事がありますが、日の出・日没を撮る方が立体的な写真が撮れます。
露出が大事
日の出・日没の撮影した方が立体的に撮れますが、一つ難しいポイントがあります。それは露出補正です。普段は露出補正を+-0の状態で設定していると思いますが、その設定で写り方が大きく変わっていきます。
+-0の設定です。日の光と少し青空が見えています。日の光だけでなく建物など全体的に写り込んでいます。
-1の設定です。周りの木や建物が暗くなりましたが、日の出の赤い光や青空が鮮明に見えるようになりました。
続いて-2の設定です。周りの建物が見えなくなり日の光だけが強調されました。
今度は+1の設定です。建物が見えやすくなりましたが、日の光の色合いが消えましたね。
更に+2の設定です。もうこれは日の出か?と疑ってしまう写真ですね。しかも全体に白っぽくなりました。
何を強調して撮るのはあなた次第ですが、しっかりと撮りたいイメージをして撮影すると良いと思います。ポイントとしては同じ構図を露出を変えて何枚か撮影するか、RAWデータで撮影し後でPCで編集するのもアリです。
撮影スポット探し
いくら朝の撮影が良いと言っても事前の準備をしっかりしないといけません。持ち物は普段撮影で使う機材で十分ですが、フラッシュは必要無いと思います。時間が少ない上で一番大切なのがスポット選びです!とはいえ遠くに行く必要はありません。例えば・・・
・通勤で使う道のり
・家のベランダ
・家の周辺
こんな身近でも沢山写真のネタが見つかると思いますので、普段目にしている当たり前の風景に少しアンテナを張るだけで十分良い写真が撮れますよ!
あと旬の花を撮るのが一番いいと思います。普段の通勤途中の道でもいろいろ見てみて下さい。
季節の花を載せているサイトを紹介します。
朝が苦手なあなたに
日の出に合わせて撮影するには、まず起きなければいけませんよね。でも朝起きるのが苦手と言う人も沢山いると思います。冬なら日の出は遅いですが、夏なら5時台に明るくなります。ここでは僕が行っている早く起きる方法をお話していきます。
1.携帯のアラームを活用
これは誰しもが行っている方法だと思います。僕の家では家族同じ部屋で川の字になって寝てるので5時にアラーム音が鳴ったら妻に本気で怒られます。てか子供が起きるのでそもそも撮影に行けなくなってしまいます。アラームはバイブレーションにしましょう。そんなことか…と思っているあなた!実はバイブレーションにしていない人は意外と多いのです。なので気を付けましょう。
2.早めに寝る
早寝早起きが撮影には大切な事だと思います。僕は普段6時間は寝ないと体が疲れやすくなるので起きる時間から逆算して寝る時間を調節しています。例えば、4時に起きるとしたら22時には寝る必要がありますよね。人によって寝る時間に違いがありますから、あなたにあった睡眠時間を調節してください!
3.もし起きれなくても責めない
僕が一番大切にしている事で、起きれなくても自分を責めないようにしています。急に早起きできない人とできる人がいますから、まずは早起きできる環境を整える事が大切ですね。なのでもし起きれなくても自分ってダメだな…なんて思わないでください。起きれなかった時は沢山寝れて良かったな(笑)と開き直りが肝心です。
まとめ
・太陽の位置で写真の立体感が出やすくなる
・風景写真は昼より日の出・日没がおススメ
・普段生活している場所でスポットを探す
・朝起きれる習慣を身に付ける
~追伸~
一枚一枚をしっかり撮るのもアリですが、時間が限られている撮影になるので短時間に何枚も撮ってその後で写真の選別をしてもいいと思います。朝大変だと思いますが是非頑張って下さい。
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