こんにちは、山田です。
突然ですが、僕は写真を撮る前にいつも悩むことがあります。それは、”テーマ”を決める事です。テーマって必要って思うかもしれませんが、実はすごく大切な事だと思うのです。テーマが決まればどんな写真を撮ればいいのか分かりますし、どんな設定をすればいいのか明確になります。
テーマを決めた方が良い理由
テーマ決めって本当に大変だと感じるのです。例えば中学生の時にデッサンを描いた事があると思いますが、そこで一番の難関は”何を題材に描くか”でした。つまりテーマ決めです。僕は理美容の専門学校に行きましたが、そこでもデッサンがあったのです。もともと絵が下手に加え(浜田雅功、草薙剛に並ぶ位)、テーマ決めにも時間が掛かりデッサンの時間はウンザリしていました。授業中は、描いてるふりして友達に全部やってもらってました。(デッサン好きな人ごめんなさい)
でもシャッターを押せば絵になるので写真との出会いは僕にとっては嬉しい出来事でした。だって絵が下手かどうかは関係ありませんし、自分が写したもので人が喜んでくれるのはとても気分が良いものですから。
しかし、そんな写真も絵と同じ共通している物がいくつかあります。例えば、構図、ライティング、背景のぼかし等々沢山あります。その中でも何を題材にして撮る・描くを決めるかのテーマ決めが一番の根本になり時間が掛かります。僕は学校での仕事で生徒のデッサンの授業を見て思いますが、やはりテーマ決めに一番時間が掛かっていると感じます。
テーマ=ゴールみたいなものです。例えば、ランナーがどこがゴールなのか分からずに走り続けるのは苦痛ですよね。100mで終わるのか、500mなのか、はたまた2㎞あるのか。ゴールが分かれば頑張れますし、目標達成に向けてプランが立てやすくなります。ですからテーマを決める事は大切なことなのです。
テーマを決める方法
これであなたはテーマを決める事の大切さは分かったと思いますが、デッサンに比べて写真の場合の方がテーマを決めやすい傾向にあると思います。なぜなら、写真は何枚も瞬時に残せるからです。でもせっかくなら写真もきちんとテーマを決めてから撮影したいものです。僕もスマホで子供の写真を撮る事がありますが、手軽に撮影できるのであまり”こういう風に撮ろう”とか特別インスタ映えを意識しない限りテーマを意識していない事も多いのです。しかし写真を上手に撮ろうと思ったら”テーマ決め”は絶対不可欠だと思うのです。
テーマを決める方法として
1.何を被写体にするのか
2.その被写体の何を撮りたいのか
3.背景選びと構図
1は被写体選びなので、あなたの好きな被写体で構いません。2.被写体の何を撮りたいのかですが例えば子供の写真なら笑ってる+光が指してる所や、姉妹で何か共通の遊びをしている所などが挙げられます。分からなければこんな写真が撮りたい等の目標があればいいと思います。僕も美容室でカメラマンをしていた頃、最初は何となく写真を撮っていましたが、対してセンスがあるわけではなかったので今見返すとヒドイ=ダサい写真を沢山撮っていました。でもモデルさんが良かったので何となくいい感じの写真を見て、自分は上手いと勘違いしていました。でも他のカメラマンの人の作品を見て、自分って下手じゃん!て素直に思い恥ずかしくなりました。そこでまず初めに行ったのがテーマ決めで、他者の作品を見ながら”モデルの何を撮りたいのか”を明確に設定して撮影会に挑みました。
2.が決まれば3.背景選びと構図は形になりますので、是非試してみて下さい。分からない事があれば是非質問をしてください。まっています!
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