カメラ初心者でもすぐに写真が上達する2step

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前回は写真が上手になる1stepとして構図・オートモード・とにかく出掛けるというお話をしてきました。あなたはさっそく色んな場所に出掛けて撮影しましたか?前回は知識だけで実際撮影しなければ意味がないので”とにかく出掛ける=撮影をする”という事をお話してきました。今回も写真が上達する2stepとしてあなたに伝えていきますが、実践が一番大事なので是非参考にするだけではなく実践してみて下さい。

構え方

写真を撮る際に大事なのが構え方です。構え方が安定していないと曲がった写真が撮れてしまう事もあります。曲がった写真というのは構図がバッチリなのに歪んでいてイマイチに写ってしまう写真の事です。

せっかくの写真もこれでは台無しに…
こんな事にならないようにしっかりと構え方を知る必要があります。写真が曲がってしまうと一気に写真の魅力が無くなってしまいます。特に一眼のような重さがある場合は構え方を安定させる事が大切になってきます。構え方自体は複雑なものはありませんのですぐ試してみて下さい。

構え方の種類

横構え
一番スタンダードな構え方です。左手でカメラのグリップ部を持って右手でレンズを持つという構えです。


縦構え①
脇を閉めて安定させて撮る方法です。この構えは狭い場所などで撮影する時に最適です。


縦構え②
左脇を閉めて安定させ右手は安定させて撮る方法です。両脇を閉めないので比較的自由にアングルを変える事ができます。

どのような構え方も左右どちらかの脇を必ず締める事が大切です。安定させないと構図が曲がってしまう原因になります。写真の構図を安定させる方法は、写真の中に真っ直ぐな物を見つける事です。例えば先程の写真ですが

先ずは中華街の門や看板などの真っ直ぐになりそうな物を基準とします。その基準が平行になるように構図を調整して良かったらシャッターを切ります。


先程とは違い真っ直ぐで安定した写真になりました。他にも地面も真っ直ぐになるので地面と平行に構図を決めると良いでしょう。

 

好きな写真を知る

あなたはどんな写真が好きですか?写真を上達するためには自分の好きな写真を知る事が大切です。例えば、ただ構図を決めてシャッターを切るのではなく、こんな写真が好きだから同じように撮ってみたいという目標を決めるという事です。自分の好きな写真の傾向を知るには、同じジャンルで最低20枚は集めましょう。例えば、ポートレートで好きな写真を20枚以上、風景で20枚以上、動物で20枚以上など自分好みの写真を集めると、自分はどんな構図が好きなのか?どんなアングルが好きなのか?どんな色味が好きなのか?好みの写真を知る事で目標が決まりますので、明確に写真のレベルアップができます。カメラマンによっては50枚以上集めた方がいいと言われますが、50枚は大変なので個人的には20枚で十分だと思います。例えば僕はポートレートではキレイな構図・色味も好きなのですが、本当はキメていない人間臭い写真が好きです。これがなかなか表現できなくて苦戦していますが…
ですから好きな写真の傾向を知り事により、目標が決まりどんな勉強が必要になるかが明確になるという事です。写真のサイトだけではなく、SNSでも探してみてもいいと思います。

 

まとめ

1.構図は平行を意識する
2.構え方に気をつける
3.好きな写真を20枚以上集めて自分の好きな写真を知る

 

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ABOUTこの記事をかいた人

山田かつひろ 青森県八戸市出身 理容師/専門学校教員 生い立ち 16歳の時にボクシングを始める。アマチュアで試合に出場し、県で3位になる。 プロボクサーを目指すも目の病気があり断念する。 工業高校在学中に自分は工業系に向いてないと思い、両親の職業の理容をめざす。 地元の専門学校に入学すると同時に走り屋としても目覚め、ガソリンスタンドのバイトと走り屋をメインに生活を送る。 無事専門学校を卒業し同時に理容師国家資格を取得する。 東京で理容師として働く。地方出身という事で訛りで苦労する。 アシスタント時代に先輩に「いい所が全くない」と言われ本気で地元に帰ろうとするが、辞めたら負けだと思い留まる。 後にお店のチーフに昇格し、後輩育成に取り組む。 それと同時にお店で一眼レフを使い撮影会を始める。 機材も知識もない全て一からのスタートでモデルさんを撮り続ける日々が続く。しかし上手く行かず独学では無理があると感じ、キャノンのスクールに通う。 技術よりも教育に興味が出て、現場を離れ専門学校の教員になる。 専門学校でも撮影会を行う。 一眼レフ初心者に向けたブログを作成中である。